プロテインはタンパク質を効率よく補給できるものですが、実は種類があり、その種類によって効果や特徴が異なります。
自分に合わないプロテインを選んでしまうと、お腹を下してしまったり、目的の効果が得られなかったりするため、特徴を正しく理解しておくことが大切です。
今回は、主なプロテインの種類とホエイプロテインの製法による違い、それぞれの最適な摂取タイミングについて分かりやすく解説します。
大きな違いは「原材料」
プロテインは、大きく分けて「牛乳の動物性たんぱく質」または「大豆などの植物性たんぱく質」のどちらかを原材料として作られています。
- 動物性たんぱく質:ホエイプロテイン、カゼインプロテイン
- 植物性たんぱく質:ソイプロテイン
それぞれの特徴に合わせて選ぶことで、トレーニングの成果を高めたりダイエットをスムーズに進めたりすることができます。
ホエイプロテインの特徴
ホエイプロテインは体内への吸収が早いのが最大の特徴です。筋肉の修復、筋肉痛の緩和に効果的なアミノ酸が多く含まれています。
比較的価格は高めで、ホエイの中でも、製法によって更に特徴が異なります。
WPC製法:一般的でコスパが良い
最も広く利用されている標準的な製法です。ホエイ本来の成分が残っていて味にコクがあり、価格と飲みやすさのバランスが良いため続けやすいです。ただし、乳糖がある程度残っているため、牛乳でお腹を下しやすい人は注意が必要です。
WPI製法:乳糖を取り除き高タンパク
ホエイから乳糖や脂質を分離・除去した製法です。タンパク質の含有率が高く、量を飲む必要がないのと、牛乳でお腹を下しやすい人でも安心して飲めます。価格はやや高めになります。
WPH製法:アスリート向け
ホエイの成分をさらに細かく分解し、最もアミノ酸を吸収しやすくした製法です。短時間で栄養を届けたいアスリートや消化機能に不安がある人に向いています。価格が最も高くやや苦味もあるものが多いですが、トレーニングの頻度が高い人に最適です。
カゼインプロテインの特徴
カゼインプロテインは、ホエイと同じく牛乳を原料としながらも、体内へゆっくりと吸収されるのが特徴です。
胃の中で固まりやすくお腹に長く留まるため、腹持ちが良いです。そのため、ダイエット中の置き換え食に向いており、間食を防ぐことができます。
ソイプロテインの特徴
ソイプロテインは、大豆を原料とした植物性のタンパク質です。余分な水分、糖質、脂肪分の摂取を抑えながらタンパク質を補う事ができます。
乳製品を避けたい人や食事管理ダイエットにおすすめのプロテインです。特徴として、カゼインと同様に吸収がゆっくり進みます。粉っぽさがあり水に溶かすとダマになりやすいので、豆乳や料理に混ぜる、といった工夫もおすすめです。
目的に合わせたプロテイン選び
プロテインは、素早く筋肉に栄養を届けたいなら「ホエイ」、腹持ちを良くしてダイエットに活かすなら「カゼイン」や「ソイ」というように、目的に応じて使い分けるのが成功のポイントです。
もちろん、続けやすい味というのも大事な要素です。自分の体質やライフスタイルにぴったりのプロテインを選び、日々の健康づくりやトレーニングに役立てていきましょう。

